昆虫の中には時々、妙に鮮やかな金属光沢を持つものがいます。身近な昆虫の中で代表格は、キンバエでしょう。
ただ、あまりにもイメージがよろしくないので、今回はこんな昆虫を紹介します。
アカガネサルハムシです。庭に植えられたブドウの葉や、フェンスにからみつくエビヅルの葉の上などにいることがあります。小さいのでちょっと見つけにくいのですが、遠目に見てもキラリと光るので、目が慣れてくると結構見つけられます。
こちらもメタリックな輝きでは一歩も引かない、アシナガキンバエ。冒頭に紹介したキンバエと名前は似ていますが、分類上はまったく別のグループに属するハエです。
樹木の多い公園などでも見られますが、アシナガキンバエも小さくて、よく飛び回るので見つけるのはちょっと難しいかもしれません。
メタリックではありませんが、博物館のまわりのミズキ林ではこんな昆虫も見られています。
ハートマークを背負う虫、エサキモンキツノカメムシです。
雨模様が続きますが、それだけに雨がやんでいる日中は昆虫の動きが活発になり、こんな虫たちを探しやすくなります。