ワルナスビの茎にうじゃうじゃと虫がついています。
ナスやトマトの害虫として知られる、ホオズキカメムシです。
このカメムシは、群れる事がよく知られており、ワルナスビはナス科の植物なので、実に納得の光景です。
しかし、よく見ると面白い事に気が付きます。
色々な形、色、大きさの虫が混ざっています。
実はこれ、すべてホオズキカメムシの違う齢の個体です。卵もあります。
ただ群れるだけでなく、ここで繁殖をしているのですね。
様々な齢の個体が入り混じっているという事は、複数のメスが違ったタイミングで産卵して、幼虫がふ化した後も同居をしているのであろうという事が推測されます。
うっかり通り過ぎてしまいそうな道端の雑草の上でも、意外に面白いことが起きています。
そういえばいつもこのあたりを通り過ぎるときに変なにおいがしているのを思い出しました。もしかしたらカメムシのにおいだったのかも知れませんね。