家のまわりの公園など、身近な場所でセミの抜け殻を探すと、かなり大きさの違う抜け殻を見つけられます。
上の写真はすべて違う種類で、左からニイニイゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミ、クマゼミです。
ニイニイゼミはそろそろ季節的に終わりになり、探すと見つけられる抜け殻のほとんどがアブラゼミ、またはミンミンゼミになります。この2種類は抜け殻だけ見ると、とてもよく似ています。その違いはまた改めて紹介します。クマゼミは相模原付近では比較的最近広まってきたので、分布が偏っているため抜け殻を見つけるのは難しいかもしれません。
季節がそろそろ終わって見られなくなるので、ニイニイゼミの抜け殻を紹介します。表面になぜか泥が付いているのが特徴です。
成虫はこちらです。
小さめのセミで、翅にまだらの模様が入るのが特徴です。このまだら模様が見事に保護色になっていて、鳴いていないと見つけにくいセミです。
もう鳴き声もアブラゼミやミンミンゼミにかき消されつつあります。ニイニイゼミを観察するなら、今のうちです!