夏になると、変わった色の生きものの話題が新聞などを賑わせます。その代表格の一つが、ピンクのバッタです。緑色の色素が何らかの原因で定着せず、体全体がピンク色になってしまうと考えられています。
さて、そんなバッタが身近なところにもいました。博物館の近くにお住まいの方が、ピンクのオンブバッタを持ってきて下さったのです。
ピンク色は目立つので、なかなか成虫まで育つことはないのか、発見されるのはほとんどが幼虫です。
でも、このオンブバッタは成虫のようです。そのためか、少しくすんだピンク色ですが、普通のオンブバッタとは明らかに色が異なります。
8月24日に、博物館の近くで捕まえたそうです。
しばらく飼育してみようと思います。