博物館近くのフェンスに、薄紅色のきれいなアサガオが咲いていました。
最近よく見られるアメリカアサガオや、マルバアサガオではなく、いわゆる「アサガオ」です。咢(がく)がすっと細長く伸びているのが特徴です。
写真を撮っていると、葉の上にこんなものが乗っていました。
ヨツモンカメノコハムシです。サツマイモ類の害虫として知られ、琉球列島では古くから農業害虫になっていたのですが、近年、本州でもよく見るようになりました。アサガオはサツマイモの仲間なので、葉を食べにきたのでしょう。どこが頭かわかりにくいのですが、葉を揺らしたら触覚を出してモゾモゾ動き出しました。
このところ、以前にこのブログでも紹介したホオズキカメムシなど、アサガオ類の害虫が増えています。アサガオ好きにはちょっと心配のタネになっています。