地質調査日誌3/22 相模原市緑区名倉

3月22日金曜日.晴れ.相模原市緑区名倉へ調査にでかけました。

きれいな、断層の鏡肌を見ることができました。

その近くでは、硬い凝灰岩のなかまを不整合に覆う地層が見られました。この地層は昔の相模川が運んだ土砂の地層です。

別の場所では、タマネギ状風化も観察できました。

大きな結晶を含む凝灰岩のなかまもありました。

凝灰岩のなかまが露出しているところは谷の勾配も緩やかで、歩きやすいのですが、玄武岩が露出しているところは、勾配が急で、小さな滝の様になっています。

今日は、このようなところを何カ所か上らなければなりませんでした。

(地質担当学芸員 河尻)

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