通勤途中に、毎年同じ場所で見かけるクモがいます。
ヤエンオニグモです。
このクモの寿命は一年限りなので、毎年違う個体です。
朝の様子。
木のこぶと一体化した見事な擬態で、ちょっと見ただけではどこにいるのかわかりません。
体長2cm程ですが、かなり大きく感じます。偶然見つけたら、ぎょっとするかも知れません。
そしてこれは夜。
網の真ん中に陣取って、獲物を待っています。
このクモは昼間は目立たないように隠れていて、夜になると動き出します。つまり「夜行性」という事ですね。
クモの糸は光をよく反射するので、実は夜間の方が観察しやすかったりします。
カメラのフラッシュで、網がはっきりと写っています。
※「朝のクモは縁起が良い。夜のクモは縁起が悪い」などと言いますが、地方によって逆だったり、様々なようです。