10月末から、博物館周辺の樹林地で野鳥の調査を行っています。11月2日、カラ類混群(シジュウカラを中心とした複数の種の群)の中に、こんな鳥がいるのを見つけました。
ヒガラです。シジュウカラ科の小さな鳥で、少し高い山から亜高山帯で繁殖する鳥ですが、冬は低山へ下りてきます。しかし、博物館周辺の樹林で見られるのは稀です。
今年はヒガラが沿岸地域にも移動しているという情報もあり、それを裏付けるようなヒガラの出現でした。
カラ類混群には、シジュウカラのほかにヤマガラやメジロ、コゲラなどがレギュラーで、たまにエナガの群も合流します。
この季節、出会うとちょっとお得感のある鳥たちです。
※明日(11月4日)は、祝日翌日の休館日となります。