11月6日、相模川へ行き、相模原を代表する絶滅危惧植物、カワラノギクの開花の様子を確認してきました。
今年は少し遅めの開花でしたが、しっかり咲いていました。
市民・事業者・行政のパートナーシップによる水環境保全を進める、桂川・相模川流域協議会の方々が、草刈りなどを熱心に続けられている結果、維持されている保全圃場です。この圃場のカワラノギクは、もともとこの河原に自生していた種子から増やしているため、周辺にも広がった株はそのまま生育させています。そんな中には、一つの株に薄紫と白の二色の花が咲いているものもありました。
少し下流ではカワラハハコも咲いています。
ただ、昨年の台風19号の出水によりカワラハハコの大群落があった場所は流失し、残った株はわずかでした。
でも、こうした環境にあえて生育する植物です。きっとまた大群落を復活させてくれると信じています。
ところどころに生えていたヌルデはすっかり紅葉していました。
河原の秋も深まりつつあります。