雪のように舞う虫

今日は二十四節季の「小雪(しょうせつ)」。雪が降り始める頃、という意味ですが
最近、確かに白いものが舞うのを時々見かけます。でも、どうやら雪ではないようです。
ふわふわと飛ぶ白いものをカメラで捉えました。

画面下の方に白っぽい虫が写っています。大きさは1-2mmほど。バンザイをしているようなポーズです。

不鮮明ですが、やはりバンザイポーズで飛ぶ虫が写っています。

この虫は俗に「雪虫」「綿虫」と呼ばれているもので、アブラムシの一種です。蝋(ろう)物質を身にまとっていて、それが雪や綿毛のように見えます。
トドノオオワタムシ、ケヤキヒトスジワタムシなどが知られています。
せっかくなのでもっとアップで見ましょう。

全身が綿毛に覆われているように見えます

ものすごくモフモフしているようですが、毛のように見えるのは分泌物です。

本当の雪ではありませんが、この虫が出てきたらもう冬、という気がします。

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