今日は二十四節季の「小雪(しょうせつ)」。雪が降り始める頃、という意味ですが
最近、確かに白いものが舞うのを時々見かけます。でも、どうやら雪ではないようです。
ふわふわと飛ぶ白いものをカメラで捉えました。
この虫は俗に「雪虫」「綿虫」と呼ばれているもので、アブラムシの一種です。蝋(ろう)物質を身にまとっていて、それが雪や綿毛のように見えます。
トドノオオワタムシ、ケヤキヒトスジワタムシなどが知られています。
せっかくなのでもっとアップで見ましょう。
ものすごくモフモフしているようですが、毛のように見えるのは分泌物です。
本当の雪ではありませんが、この虫が出てきたらもう冬、という気がします。