樹名板の裏のクモ

博物館敷地内にあるクマノミズキの樹名板


樹木の名前を表示した「樹名板」。冬にはこれをめくって裏側を見るのがちょっとした楽しみになります。

樹名板をめくってみたところ。白いもやもやがついています。


一面についている白いものは越冬中のクモが紡ぎだした糸。中にいるのは大抵フクログモの仲間やアリグモなどです。

薄いシートの下に隠れているものもいます


薄いシートの下に潜んでいるのはエビグモの仲間。

キンイロエビグモの幼体


これはキンイロエビグモの幼体。暖かい日に樹木の表面で活動しています。
越冬といってもずっと隠れているというわけではないようです。

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