閉会した開館25周年企画「色々な石展」について、今回は、4「黒色の石」コーナーを紹介します。
前回までの記事はこちらから。
1「色々な石」コーナー
2「透明な石」コーナー
3「白色の石」コーナー
4「黒色の石」コーナーの展示の様子です。
水晶には黒っぽい色をしたものもあります。
黒曜岩(こくようがん)は一般的には黒曜石と呼ばれています。岩石学的には流紋岩(りゅうもんがん)のなかまです。
安山岩(あんざんがん)と玄武岩(げんぶがん)は、教科書などではより黒い方が玄武岩と説明されることが多いのですが、実際に色だけで見分けることは難しいです。
電気石(でんきせき)はほとんどのものは黒色です。「トルマリン」と呼ばれることもありますが、英語では「トーマリン」ないしは「ターマリン」に近い発音です。
火山から噴出される穴のいっぱい空いた溶岩の破片のうち、黒っぽい色をしたものをスコリアと呼んでいます。
次回は、5「青色の石」コーナーを紹介します。