閉会した開館25周年企画「色々な石展」について、今回は、5「青色の石」コーナーを紹介します。
前回までの記事はこちらから。
1「色々な石」コーナー
2「透明な石」コーナー
3「白色の石」コーナー
4「黒色の石」コーナー
5「青色の石」コーナーの展示の様子です。
紫水晶(むらさきすいしょう)はアメシストとも呼ばれています。最近では「アメジスト」と呼ばれることが多いですが、正しくは「アメシスト」です。
アクアマリンは宝石名で、鉱物名は緑柱石(りょくちゅうせき)です。水色のものをアクアマリン、緑色のものをエメラルドと呼んでいます。青色のオパールはオーストラリアで多く産出します。
サファイアは宝石名で、鉱物名はコランダムです。赤色のものをルビー、それ以外の色のものをサファイアと呼んでいます。
青色片岩(せいしょくへんがん)は光が通るくらい薄くすると、青色に見えます。青色の原因は藍閃石(らんせんせき)などの青色をした角閃石(かくせんせき)のなかまが多く含まれているためです。
博物館でつくった硫酸銅(りゅうさんどう)の結晶です。結晶を作るのには時間と手間がかかるので、“結晶を育成する”とも言います。
次回は、6「黄色い石」コーナーを紹介します。