閉会した開館25周年企画「色々な石展」について、今回は、9「金色の石」コーナーを紹介します。
前回までの記事はこちらから。
1「色々な石」コーナー
2「透明な石」コーナー
3「白色の石」コーナー
4「黒色の石」コーナー
5「青色の石」コーナー
6「黄色い石」コーナー
7「赤色の石」コーナー
8「緑色の石」コーナー
9「金色の石」コーナーの展示の様子です。
金色の石といえば、もちろん金ですが、博物館には肉眼ではっきりと見える金の標本がありません。ルーペや小型の顕微鏡も使って展示しましたが、それでも小さくてほとんど見えません。
そこで、顕微鏡写真も一緒に展示しました。
金色の石で最も多く見られるのは黄鉄鉱(おうてっこう)ではないでしょうか。相模川の川原の石の中にもまれに見られます。
黄銅鉱(おうどうこう)も金色をしています。
虎目石(とらめいし)は宝石名です。繊維状(せんいじょう)の角閃石(かくせんせき)に石英(せきえい)の成分がしみ込んだもののうち、茶色〜金色のものを虎目石と呼んでいます。タイガーアイとも呼ばれています。
次回は、いよいよ最終回、10「この石何色?」コーナーを紹介します。