博物館で昨年初夏に学習支援を行った、カイコを用いた学習の成果が博物館エントランスに展示されています。
こちらは光が丘小学校(中央区)3年1組のみなさんによる展示です。
ランプシェード、うちわ、コースター、そして5齢幼虫の拡大模型!
とてもよくできていて、そのまま博物館の資料にしたいくらいです。
さらに、観覧された人へのリーフレットも充実しています。すべて、児童のみなさんによる手彩色!早い者勝ちですので、ぜひ展示をご覧になって素敵なリーフレットを入手してください。
光が丘小学校3年1組では、一クラス(20名)でとてもたくさんのカイコを飼育し(1000頭以上!)、カイコについての調べ学習や、繭を利用した様々な工作、そして、残った蛹の利用まで考えて実践してくれました。
そして、こちらは大島小学校(緑区)3年生による展示です。
繭の利用方法の実践例として、繭から絹タンパクの一つであるセリシンを取り出して、それを石けんにしてくれました。
シルク入り石けん!お肌にとても良さそうです。しかも、美しいですね。
さらに、繭人形なども作り、学芸員へのお手紙も一緒につけてくれました。
みなさんとても熱心にカイコと向き合い、カイコの命について真剣に考えてくれたようです。すばらしい学習成果は、春休み中(大島小は31日まで)展示されていますので、ぜひご覧ください。