6月30日、緑区の西部へ絶滅危惧生物の探索調査に出かけました。あいにくの梅雨空で、時々小雨がぱらつくお天気でした。調査目的の生きものには会えずじまいだったのですが、そんなジメッとした天候のとき、ムシたちは結構、活発です。
忙しく花から花へと飛び回っていたのは、トラマルハナバチ。
素早く飛んだかと思うと、突然ピタッと止まるのは、キマダラセセリ。
対照的にヒラヒラ舞っていたのはモンシロチョウ。ここでは、よく似たスジグロシロチョウはほとんど見かけず、モンシロチョウばかりでした。
オオニジュウヤホシテントウです。星模様はナナホシテントウくらいだと数えられますが、ここまで多いとちょっと数えにくいですね。
昆虫ではありませんが、素早く走り回っていたのはイオウイロハシリグモ。網を張らずに駆け回って獲物を獲るハンターです。
虫たちが多いということは・・それを食べる鳥も活発です。電線ではツバメの巣立ちビナが親から給餌を受けていました。
太陽と青空が恋しい季節ですが、雨が激しくなければ、気温もそれほど高くなく、生きものを観察しやすい季節でもあります。