自然・歴史展示室の出口付近に展示ケースが一台あります。ここでは、平成28年度から継続して博物館とボランティアの市民学芸員有志が協働で展示を行っており、平成27年に閉館した津久井郷土資料室が収蔵していたいろいろな資料(現在は博物館で保管)を紹介しています。
今回は、多くの資料の中から、商店の大売り出しのポスターやチラシ(買う)、洋服の型紙(自宅で作る)、家庭科授業ノート(作り方を学ぶ)など、昭和時代の「衣」に関係する資料を展示します。また、第二次世界大戦中から戦後にかけて、物資が統制されて配給(はいきゅう)制度のもとで衣料切符がないと買うことができない時代もあり、そうした当時の様子をうかがわせる衣料切符も紹介します。
衣料切符
私たちの生活に身近な衣服を整える仕方にも、さまざまな移り変わりがあったことを示す資料をこの機会にご覧いただければと思います。展示期間は7月7日(水)~11月2日(火)です。