生物分野の実習生たちが企画・制作した生きものミニサロンウェブ版「葉脈標本をつくってみよう!」を、博物館ホームページ上の「ネットで楽しむ博物館」の中に公開しました!実習生のみなさん(3名)は、綿密なコミュニケーションをとりながら、「わかりやすく、楽しいもの」を作ろうと、がんばって動画を完成させました。
作った葉脈標本をさまざまにアレンジして、自分たちでも大いに楽しんでいました。
今回は、標本にする植物の種類(博物館の敷地内の植物に限定しました)や、使用する薬品(重そう)など、家庭でできる素材と方法にこだわりました。苛性ソーダなど、もっと強い薬品を使えば、もっときれいな葉脈標本ができます。でも、それよりもこの動画を見た人が「これなら自分でもっときれいなものを作れそう」と思ってもらえるような「余白」にもこだわっています。
こちらの写真は、動画では使用しなかったものです。コナラの葉を重そう水で煮ると、時間とともに紅葉と同じような色の変化が見られました。
ちょっとした発見でした。また、サクラの葉(こちらは葉脈が弱く、標本にできませんでしたが)は、煮ると桜餅と同じ香りが部屋に立ち込めました。
そんな発見もあって、楽しい動画づくりになりました。約6分のウェブ版ミニサロン、ぜひご覧ください!