芝桜 新磯の土手 春に染め (しばざくら あらいそのどて はるにそめ)
芝桜は、茎が芝のように広がり、春に桜のようなかわいい花を咲かせます。絵札のように一面に花が咲く様子はまさに圧巻です。
今回紹介する芝桜は、南区新磯地区の相模川左岸の土手「相模川散策路」沿いに植えられ、これまで多くの来場者の目を楽しませてくれていましたが、近年はその保全活動が難しくなっているそうです。
さて、相模川散策路には、ほかにも多くの見どころがあります。最も有名なのは例年5月4日、5日に開催される大凧揚げでしょう。
新戸から磯部に入ると、相模川から取水を行う「磯部頭首工」、室町時代の城 磯部城の本丸跡と伝えれる曹洞宗寺院「能徳寺」があります。
さらに、上流の三段の滝下多目的広場付近には、磯部城の防御施設と考えられる「上磯部の土塁」など見どころが多数あります。
相模川散策路には、下記のような標示があり、周辺で見られる野鳥なども紹介されていますので、ぜひ標示を探しながら自然や歴史を楽しんでみてはいかがでしょう。
*このかるたは当館のボランティア「市民学芸員」が2017年に制作したものです。
*このかるたは相模原市立博物館の開館日に閲覧・貸出し可能です。(貸出しは要予約)
*貸出し詳細やかるたに関心のある方は、博物館までご連絡下さい(042-750-8030)。
*貸出し使用時には感染症予防のため、事前・事後の手洗い・消毒を必ず行って下さい。