今日(4/27)12時から、博物館のまわりのミニ観察会を実施しました。
昨日の書き込みのとおり、春の花の見納め…といいつつ、今朝から開き始めたカザグルマを、まず見ていただきました。
ゆっくりと、もったいぶって開いています。女王の風格ですね。
さて、観察会は20名近くの方にご参加いただき、熱心な子どもさんも多くて密度の濃いものとなりました。フデリンドウもしっかり見納めました。
そして、若いカナヘビがカサコソと動いていたので、すかさず捕まえたのですが…
尾を自切して逃げられてしまいました。残念!というか、かわいそうなことをしてしまいました。でも、切った後のクネクネ動く尾を初めて見たという方も多く、それはそれで、大きなインパクトのある観察会となりました。カナヘビ君ごめんなさい。でも、おかげでいい観察ができました!
さらに、小さなお子さんを連れたお母さんが、「これなんですか??」見ると、ヒトヨタケの幼菌でした。
下見の時にはまったく気づきませんでした。やっぱりたくさんの目があると、いろいろなものが見つかります。
やっぱり自然観察は、行き当たりばったりが一番楽しいですね。
(生物担当学芸員 秋山)