9月23日から展示していた歴史分野の博物館実習生展示「相模原から長州へ~萩原安右衛門と長州征伐~」が11月28日に終了しました。
このミニ展示は、幕府の役人 八王子千人同心であった小山村の萩原安右衛門(はぎわらやすうえもん)が幕末の長州(現山口県)征伐に参加した際の日記などを展示し、長州征伐の概要や相模原から参戦した安右衛門の状況などを紹介しました。
今回の片付けには歴史分野の実習生にも声をかけ、自分たちの展示を最後まで責任もって携わってもらうことにしました。
卒業論文の大詰めの時期にもかかわらず実習生も積極的に参加してもらい、パネルはずし、展示ケースの撤去、展示資料を収蔵庫にしまうまで全うしてもらいました。
歴史分野は資料保護のため2か月で終了しました。この間多くの方に展示をご覧いただけたと思います。また、実習生のご家族や親せきがこのミニ展示を見学するために来館されたこともあったそうです。(実習生談話より)
現在も他のいくつかの分野の実習生展示は継続中です。
また、萩原安右衛門の日記は、常設展示(自然・歴史展示室の近世~近代の展示)にも1冊展示していますので、ぜひご覧ください