師走を迎えた12月1日朝、前夜の雨が上がり、お天気が急に回復しました。そんな朝は、開館準備のために館内を歩いていると、光と影のうつろう様子が楽しくてついカメラを向けてしまいます。
上の写真は、2階の喫茶室からエントランスへ下りる階段の途中から見た、博物館前庭側のガラス壁面です。朝陽が木もれびとなってガラスへ当たり、影と乱反射のぼかしが複雑な模様を作っていてとても美しく見えます。
外光を積極的に取り入れる設計になっているエントランスは、見上げると空が見通せる場所がたくさんあります。
絶妙な影が壁面に伸びていました。
中庭のガラス壁面には、昨夜の風雨でイロハモミジの葉がぺたりとくっついていました。
外は強い風が吹き、雲の動きが早いのでしょう。影が目まぐるしく濃くなったり消えたりしています。木々の紅葉もこの風で大方が落ちて、博物館のまわりも冬景色へと模様替えが進みそうです。