「はやぶさ2」に始まり、「はやぶさ2」で締めくくり、「はやぶさ2」で新たな年が

とうとう令和3年の「仕事納め」の日になりました。

博物館にとってこの令和3年という年は、1月中旬から新型コロナウィルス感染症拡大防止のために休館することから始まりましたが、その休館中の3月には、小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還カプセル世界初公開を実施しました。

3月下旬に博物館を再開することになった後も、8月には緊急事態宣言により休館、そして宣言の延長により休館も延長・・・という、なかなか先の見通しがつかない日々を過ごしました。

各種事業についても中止や延期、規模縮小などを余儀なくされる中ではありましたが、そのようななかでも小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還カプセルのなかの「宝物」である小惑星リュウグウのサンプル(試料)を、まさに帰還1周年の記念日である12月6日から公開できました。

まさに博物館としては「はやぶさ2」に始まり「はやぶさ2」で締めくくった1年でした。

クリスマスイブにはこんな素敵な「感謝状」も!(実は「相模原市のみなさま」あてにも「感謝状」をいただいています。市役所1階ロビーに展示してありますので、機会があればぜひご覧ください)

JAXAはや2プロジェクト ミッションマネージャの吉川先生が届けてくださいました!

もちろん、一年を振り返れば、「はやぶさ2」以外のイベントももりだくさん!

考古企画展に始まり、オリンピック展、軍都展、「相模原と月」展、そして現在開催中の「学習資料展」。動画配信やミニ展なども工夫を凝らして実施してきました。プラネタリウムでも、いろいろな番組をお届けいたしました。

それぞれ、多くのみなさまにご覧いただきまして、本当にありがとうございました。

国の方針等を受け、博物館ではプラネタリウムの定員の見直しや、対面事業の再開など、もちろん感染対策を行いながらではありますが、少しずつ日常を取り戻しています。

令和4年、博物館では定例のイベントから、初の取り組みとなるものなど、楽しみにしていただけるような企画を進めています。

その企画の一つとして、すでにツイッターやホームページにも掲載しましたが、年明けに受付を開始するものがあります。社会情勢によってはオンライン開催になる可能性もありますが、今のところ対面で実施できるよう準備を進めています。どうぞお楽しみに!

プラネタリウムと講演会のコラボです!

それではみなさま、よいお年を。

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