1月7日、前日に降った雪が朝まで残り、博物館周辺も美しい雪景色になりました。
ミズキの冬芽も雪をまとって冷たそうですが、しっかりとカプセルに包まれているため、春の芽吹きには支障が無さそうです。
博物館の裏手の通路で、雪の上についた足跡を見つけました。タヌキのようです。
タヌキとイヌ(中型犬)は足跡の形がとても似ていて、両種が通る場所では見分けがつきません。でも、この場所は職員しか入ることができないため、イヌは通りません。従って、タヌキの足跡ということになります。夜はこんな場所を堂々と通っているのかと思うと、ちょっと楽しいですね。
日が高くなるにつれて木々の枝の雪はどんどんとけて落ちていきましたが、地面の雪はまだまだ残っています。そんな午前中、ご近所にある大野村いつきの保育園のみなさんが、いつものようにお散歩に来てくれました。そして、「ゆきだるまを作ったから見て欲しい」ということで呼ばれると・・
「おかいこさまの雪だるま!」
なんてかわいい発想でしょうか。真っ白なカイコと雪はたしかにぴったりです。繭の雪だるま?を作ってくれた子もいました。せっかくなので、入口の日の当たりにくい場所に飾ってもらいました。
真冬の風物である雪と、思いがけず季節外れのカイコに出会う朝となりました。