考古企画展のうらがわ

今回は、ただいま特別展示室で好評開催中の考古企画展!「古代相模原台地の開発」の裏側をご紹介していきたいと思います。考古企画展は、学芸員だけではなく、市民ボランティアのみなさんと一緒に展示作業を行っています。

2人1組でパネル作り

解説文や写真を印刷したら、糊付パネルに大きさを合わせて、丁寧に貼っていきます。みなさん慣れた手つきで次々と貼っていきます。

展示する部分を慎重にカットします

上下を合わせてそっと貼り合わせます

パネルの準備が出来たら、次はいよいよ展示室での作業です。パネルや展示品のおよその位置は事前にレイアウト図で決めてはいますが、展示室はとっても広いので、パネルの大きさや貼る位置を実際に置いてみて、見やすい場所を確認します。

大体の位置にパネルを置いて場所を確認します

まだ空の展示ケースですが、どんな風に展示されるのでしょうか。

展示されるのを待つ収蔵品たちが作業を見守ります

展示室の壁に貼るパネルや年表も、一定の高さで貼っていきます。学芸員が配置したパネル類を市民ボランティアのみなさんで意見を出し合いながら見やすい間隔を考えて貼っていきます。

この位置ならわかりやすいかな?

約1か月半の展示期間中、剥がれないようにしっかり壁に打ち込みます

 

展示ケースの中でも作業開始!

 

学芸員の助言を受け、貼り付けていきます

さぁ、これで解説や地図、写真のパネルが無事貼り終わりました。

パネルを貼り終えたら、学芸員が展示品を慎重に並べて最後の仕上げです

展示台からの景色 展示物からみた室内の様子をちょっと覗いてみましょう

さて、この先はみなさんもご存じの通り、展示品のそばに簡単な説明や名前などのキャプションを並べて、展示作業は終了になります。すでに企画展をご覧になった方も、これから始めてご覧になられる方も、企画展の裏側を知るとまた展示の見方も変わってくるでしょうか。

考古企画展は令和4年3月13日(日)まで開催されていますので、ぜひ何度でもお越しくださいね。足を運んで頂くたびに新しい発見があるかもしれません。

なお、考古企画展のギャラリートークを2月27日(日)、3月13日(日)に開催します。いずれも午後2時から30分程度です。こちらもお気軽にご参加ください。

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