「残業の星座」と「おびのっち」と「こどもプラネタリウム」、そして「アルデバラン」

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る

昔の人はうまいことを言ったものです。年明けからこの年度末までがあっという間に過ぎること!

年度末ということで、博物館でもこの時期何かと慌ただしく、残業になってしまうこともしばしば。そして、この時期、20時頃に職員通用口から帰ろうとすると、正面のJAXA相模原キャンパス方面の空に輝いているのが、オリオン座。そのため、オリオン座を見ると年度末の「残業の星座」だと、季節を感じてしまいます。

さて、3月に入り、先日予告したとおり(該当のブログはこちら)、こどもプラネタリウムの番組を一新しました。

新こどもプラネタリウム番組チラシ

この「プラネタリウムで宇宙たんけん」は、約40分の番組で、前半は今夜見られる星空の生解説、そして後半は我らが博物館のキャラクターで市内の遺跡から発掘された土器をモチーフに生まれた「おびのっち」(詳しくはこちら)が登場して、観覧者のみなさんと一緒に宇宙を冒険するお話になります。無事に地球に戻って来られるかどうかは、みなさんの協力次第!?途中、みなさんの拍手によりコースが分かれますので、来るたびに違うお話を楽しめるかもしれません。番組の詳細はこちらをご覧ください。

博物館キャラクター「おびのっち」

そして、タイトルに書いた「アルデバラン」ですが、星の名前ということをご存じでしょうか?ちょうど佳境に入ったNHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」の主題歌として、急に親しまれるようになったような気がします。

この星、実はオリオン座の近くで光り輝いているのです。プラネタリウムの星空解説でも、この時期よく解説されます。どうぞこの機会にプラネタリウム番組をお楽しみください。

 

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