3月19日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは「春の妖精 フデリンドウのつぼみを探そう」です。博物館の駐車場やお隣の樹林地の春を彩るフデリンドウの花は、まだ咲いていません。でも、花の見ごろとなる4月初旬から中旬は、定例のミニサロンはありません。そこで、今回はフデリンドウのつぼみをみんなで探すことにしました。
というのも、駐車場や、樹林地内の通路脇の日当たりの良い場所にもフデリンドウは咲きます。しかし、そうした場所は人に踏まれやすいので、見つけたつぼみに、木の枝に色をつけた印を差し込むことにしました。
落ち葉の中に隠れてしまう、高さ2~3センチメートルのつぼみを探すのは大変です。スタッフで下見をしたときにはなかなか見つけられませんでしたが、たくさんの眼で探すと、意外とたくさんあることがわかりました。
樹林地の遊歩道にも、場所によってはつぼみがかたまってありました。
20分ほどで40株以上が見つかり、印をつけることができました。
お礼に、参加者のみなさんにはピンクと薄紫色の2色が並んだフデリンドウの缶バッチをお持ち帰りいただきました。
すると・・
「私の服と同じ色の組み合わせだ!」
すばらしいフィナーレとなりました。来年度も毎月、生きものミニサロンを実施する予定です。日程は4月に入ってからホームページ上でお知らせしますので、ぜひご参加ください!