博物館の中庭や前庭には、エビネが植えられています。平成7年の開館当初に、市内の雑木林を模した樹種を植栽し、さらに当時の植物担当の学芸員が、市内に自生する株から殖やして植えたものです。今年は例年より少し早めに咲きだしました。
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エビネ
エビネは野生の株の中でも花色や花弁の形にいくつもの変異が知られています。この株は花弁全体が細身でピンク色です。
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ピンク色が美しいエビネの花
別の場所で咲きだした株は、花弁がほぼ白色です。
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白いタイプのエビネの花
日当りなどの関係で、まだこれからつぼみが伸びてくる株もあり、ゴールデンウィークまで花が楽しめそうです。