今日(5/15)は市内緑区の道志渓谷へ調査にでかけました。とある絶滅危惧植物の現況確認が主な目的です。
道志渓谷はまばゆいばかりの新緑です。
容易に人を寄せ付けないところが、この渓谷の自然度の高さが保たれている要因です。渓流を歩いてわたり、岩場をつたってようやく目的地へたどりつけます。
途中、ツチガエルの亜成体がぴょこぴょこと跳びだしてきました。ちょっとハードな調査のなか、気持ちが和みます。
マルバウツギも満開。
ただ、肝心の絶滅危惧種の現況は…あまり芳しいものではありませんでした。まさしく、風前の灯火。県内に残る自生地がほぼこの1カ所という現状を考えると、頭の痛いところです。
(生物担当学芸員 秋山)