7月30日に子ども鉱物教室「鉱物のふしぎ」を、3年ぶりに開催しました!
2週連続の教室で、ミョウバンの結晶づくりと鉱物の硬さ比べをします。初日はミョウバンの結晶づくりを行いました。
準備作業はボランティアの方々にお願いしました。
最初に今日の作業の全体の流れと鉱物について簡単に説明しました。
まず、結晶のもとになる種結晶(たねけっしょう)を準備します。種結晶は小さなミョウバンの結晶です。エナメル線を種結晶に結び付けますが、種結晶は小さいので、意外と難しいです。
エナメル線に付けた種結晶は、ビーカーのちょうど良い位置にくるように調整して厚紙に固定します。
ミョウバンの粉末を熱湯に溶かして飽和水溶液をつくります。混ぜているうちにお湯の温度が下がり、溶けにくくなるので、ホットプレートで温めながら完全に溶かします。
適度な温度にまで冷めたところで、種結晶を入れます。あとは結晶が大きくなるのを待つだけです。
30分くらいたつと、少し結晶が大きくなっているのが分かります。
1週間、博物館の戸棚の中で保管しておきます。
8月6日に成長した結晶を取り出して観察します。どれくらい大きくなっているのか、楽しみです。