はじめまして、博物館実習生(生物分野)の大川・武田・林部です。
本日から分野別実習が始まりました。
本日は植物を採集し…と思っていたら学芸員の方が大きな袋を。
中身は…
アナグマでした!市内で路上死していたものが持ち込まれたのです。
分野別実習、はじめにやったことは即席のアナグマ観察会。持ち込まれた検体を標本にするのも博物館の役割であることを実感しました。
そして当初の予定どおり相模川の河原に植物採集へ。
炎天下の中、花や果実をつけた植物を採集して新聞紙に折り込んでいます。
そんな中で暑さを忘れさせてくれるような涼しげな花を発見。
ネムノキの花だそうです。名前は聞いたことありましたが、こんな爽やかな花をつけるんですね。
博物館に戻り採取した植物を乾燥させるために吸湿紙に挟み直す作業。
吸湿紙のサイズはできた標本を貼り付ける台紙より少し大きいそうです。なのでその後を考えると吸湿紙よりひとまわりほど小さく収めないといけないため、その作業に四苦八苦でした。
最後に、8月27日に開催する「生きものミニサロン」の素材探しのために博物館周辺を散策しました。本番に向けて、企画の準備を頑張っていきます。