博物館実習生による実習生展示が開催中です!

博物館には学芸員がおり、資料の収集保管・調査研究・展示教育普及に関わる専門的業務を行っています。
当館では6分野で9名の学芸員が在籍し、各学芸員ともに大学の学芸員課程を修了し、学芸員資格を持っています。

毎年、様々な大学からおおよそ20名の学生を受け入れ、8~9月の期間に9日間の学芸員実習を行っています。そしてその集大成が実習生による展示制作です。いわば学芸員の卵による労作です。

今年は特別展示室で10月16日まで展示中します。
いずれも各分野の学芸員が指導したもので、資料を主役として何を伝えたいのか、端的に分かりやすくするにはどのようにしたらよいのか。展示を見るのではなく、「見せる」ためにどの資料が適しているのか。適切な展示構成や資料の選択、パネル等の作成など、決めるべき項目が多数あります。

生物分野と考古分野です。

地質分野と天文分野です。

民俗分野です。

おおよそ3日間の期間で作成したもので、苦心の結果まとまりのある構成により、展示から伝えたいことがよく表現されています。
各分野の実習生のメッセージもありますので、ご来館の際にはぜひご覧ください。

カテゴリー: 天文, 生きもの・地形・地質, 考古・歴史・民俗 パーマリンク