【博物館収蔵資料紹介~学習資料展の展示資料】

博物館の特別展示室では、学習資料展「昔の小学生―昭和30~40年代の子どもの世界を開催しています(会期・令和5年1月15日まで)。毎年恒例の学習資料展は、市民学芸員の皆様とともに協働で実施しており、今回は、昭和30~40年代をイメージしながら、子どもたちの「学び」「遊び」「家庭生活」をテーマとしています。

最初の写真は、当時の教室の様子を再現したジオラマです。机や椅子(いす)を見ると、思わず懐かしいとか、こんな感じだったなと思い出される方も多いのではないでしょうか。                   

 

次の写真は、いろいろな教材です。手前にメートや筆箱、下敷きなど、奥側には右側に習字セット、左に木琴(もっきん)などがあります。                 

 

今も昔も子どもたちの遊びにはさまざまなものがありますが、次の写真はメンコやけん玉、壁には竹馬やフラフープが見えています。そして、二枚目の写真には、子どもたちが夢中になって遊んだ野球盤や人生ゲームといったボードゲームをはじめ、トランプやおはじき等を紹介しています。                  

 

実は、学習資料展で展示した数々の資料はすべて博物館の保管で、こうした学校や教育、遊びや娯楽に関する資料も積極的に収集しています。そして、学習資料展は博物館の収蔵品を活用することも一つの目的としています。

会場では、このほかにもさまざまな資料を展示しています。現代の子どのたちにとっては学習の資料となり、大人たちにはちょっと懐かしい資料をぜひ実際にご覧いただければと存じます。

〇会場では同時開催として「ようこそ!竹細工ワールドへ!!~久保沢最後の籠屋さん~」も開催しています。併せてご観覧ください。

〇学習資料展では関連事業も開催しています。関連事業や休館日の情報など、博物館のホームページ等でご確認ください。

カテゴリー: 考古・歴史・民俗 タグ: パーマリンク