12月20日、緑区のダム湖で水鳥の調査を行いました。この調査は毎年実施していますが、年によってカモ類などの冬鳥の数や種類が大きく変動するため、今年はどんな結果になるのか、楽しみな調査です。
ここ数年の傾向は、オシドリの数がとても多いことが特筆されます。
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オシドリ メス(左)、オス(右)
今回も、合計で500羽を超えるオシドリをカウントできました。何度でも、何羽見ても見飽きない美しさですね。
美しいと言えば、やはりカワセミです。天候にも恵まれ、緑や青に変化する羽根の色合いを堪能しました。
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カワセミ
こちらは冬鳥ではありませんが、カイツブリです。何か大きなものをくわえていると思ったら、ハゼの仲間のようです。
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大きなハゼの仲間をくわえたカイツブリ
カイツブリの体に比べてずいぶんと大きく、飲み込めるのかなと思って見ていました。しかし結局、飲み込めずにいるうちに別のカイツブリが興味津々で近づいてきたりたため、魚をくわえたままヨシ原へ入ってしまいました。
水鳥ではありませんが、ジョウビタキも冬鳥の定番です。市内ではどこでも普通に見られる鳥なのに、ついカメラを向けてしまいます。
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ジョウビタキ(オス
そしてこちらも、ついカメラを向けてしまう小鳥、エナガです。
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枝にぶら下がるエナガ
10羽ほどの群が長い時間、低木の林を行ったり来たりして、いろいろな動作を見せてくれました。尾羽を除くと、ゴルフボールくらいの大きさしかありません。そんな鳥が枝から枝へと飛び回る様子はなんともかわいらしく、つい見とれてしまいました。
このところの冷え込みで防寒対策を万全にしていたのですが、歩くと汗ばむようなお天気でした。