1月6日、少しもやっとした青空の1日でしたが、こんな空模様の日はハロなどの大気光学現象が起きやすくなります。夕方になり、果たして3種類の現象を見ることができました。当館Twitterにも図解が出ているので、位置関係はそちらをご覧ください。
まずは、22度ハロ(内がさ)と幻日です。
太陽を中心にコンパスで円を描いたように光の環がとりまいています。これが内がさです。そして、太陽と同じ高さの内がさの部分に虹色の点が見えます。これが幻日です。
さらに太陽から天頂方向を見上げると、虹を逆さにしたような現象が見られます。これが、環天頂アークです。
いずれも特に珍しいものではありませんが、3つ揃うとやはり嬉しくなります。
特に環天頂アークは、頭の上にうっすら出ることが多いので、見逃しやすい現象です。今日は比較的はっきりと見ることができました。