3月14日、博物館前庭のコブシの花が満開となりました。
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コブシ
早春の青空によく映えます。
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コブシの花
純白の可憐な花なのに、コブシ(拳)とは?
その理由は、夏の終わりころに実る果実にあります。
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コブシの果実
果実が握り拳に似ているから・・
いや、それもわかるけど、なぜ早春を象徴するこの花にちなんだ名がつかなかったのか、不思議でなりません。
ちなみに、庭木などとしてよく植えられている同じ仲間のハクモクレンは、漢字で書くと白木蓮。ハス(ハス)に似ているかはさておき、納得いく名前です。
人間が勝手につけた名に関係無く、今、市内のあちこちでコブシの花が青空を背景に咲き誇っています。