あ!危ない!!ハチの巣にそんなに手を近づけて・・
ご安心ください。じつはこのキアシナガバチの巣は、博物館の中庭に作られていて、手と巣の間には厚いガラス壁があるのです。中庭は出入りできないようになっているので、危険はありません。あまりにも見やすい位置に作られているので、表示も出しました。
人間にとって、野外でもっとも危険な生物のひとつであるハチも、生態系の一員として大切な生きものです。
下からのぞくと、幼虫を見ることもできます。
なかなか間近で見る機会の少ないキアシナガバチの巣の様子を、ぜひじっくり観察してみてください。
(生物担当学芸員)