給桑開始から35日経った7月5日、すでにカイコはすべて繭になりました。早いものが6月27日から繭を作り始め、最後に1頭だけ残って食べていたのですが、それも6月30日の夜から繭を作りました。これを含めて現在、遅めに蔟(まぶし)に入ったものを展示中です(すでに蛹になっています)。
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飼育展示中の繭
早めに作り始めたものは、今晩、熱風乾燥機に入れて乾燥させます。早めに作り始めたものより、遅めの繭の方が若干大きい繭になったようです。
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遅めに作り始めた繭は、大きめのものが多いようです
今回は当館のボランティアグループである市民学芸員のメンバーにもご協力いただき、飼ってもらいました。
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市民学芸員さんに育ててもらったカイコの繭
トイレットペーパーの芯を半分に切ったものを蔟にして、中できれいに繭を作ってくれました。
繭のうち数個は、乾燥させず成虫にします。来週には成虫を展示する予定です。
(生物担当学芸員)