わくわくは続くよどこまでも・・・

昨年の夏は「夏休みわくわくミュージアム」と題して、期間中いつ来ても楽しい、何度も来たくなる博物館を目指しました。


改修工事による3か月の休館を経て迎えた今月は「春もわくわくミュージアム」と銘打ち、盛りだくさんのメニューでみなさまをお迎えしました。
3月1日、再開館初日は、3月10日に開催する「春宵 ほしぞらコンサート」の前売り観覧券の発売開始日でもあり、ありがたいことに、開館前から多くの方にお集まりいただきました。

3月3日には5年ぶりの「宇宙フェスタさがみはら」。昨年度の「はやぶさ2寄席」に引き続き登場していただいた落語家の桂福丸さんに、SLIM、XRIXMの両プロマネがそろい踏みという豪華な顔ぶれのスペシャルトークのほか、恒例の「星のストラップ作り」「昼間のプチ観望会」「市民学芸員さんによる宇宙紙芝居」、コロナ収束に伴い再開できた「宇宙飛行士訓練服(レプリカ)記念撮影コーナー」、試行的に実施した「月のレジンチャーム作り」などでまさに宇宙を身近に感じていただける1日となりました。
3月10日の昼間は近代史講演会、夕刻からは地元の女流邦楽ユニット「あさきゆめみし」のみなさまに出演いただき、当館としては初めての「和楽器と星空のコラボ」となるプラネタリウムコンサートを開催。3月12日にはこれも当館初めての試みとなる「プラネタリウムdeベビーヨガ」。

3月16日には相模原市中央区と連携した体験型イベント「宇宙に飛び出せ!中央区こどもカレッジ」。
3月20日には「朗読プラネタリウム Vol.2」。
こうして列記してみると、宇宙をモチーフにした事業が目立ちますが、もちろん別の分野の事業も幅広く開催しました。
ミニ展示もエントランスのそこかしこに。日程の都合でチラシではご案内できませんでしたが、中央区と連携した「花手水」や、「アート」事業もみなさまにお楽しみいただけたようです。


中央区との連携では、3月30日には「おさんぽビンゴ」関連事業として、バックヤードツアーも開催しました。

3月末には企画展も始まり、サプライズで熊の剥製もお目見え。
博物館だけではなく、所管施設でもさまざまな事業を開催し、また、市内施設への出張展示も実施中です。

博物館はみなさまにチラシのタイトルどおりの「わくわく」をお届けできたでしょうか?
さて、春は出会いと別れの季節です。
当博物館でも人事異動により、館長を含めた転出者があり、そして新館長を含む転入者や新採用学芸員を迎えます。
メンバーは替わっても、博物館の目指すポーラスターは同じ。

「わくわく」はこれからも続きます!
令和6年度、そしてそれ以降の博物館にもどうぞご期待ください。

令和5年度、ご来館、ご観覧ありがとうございました。

(館長)

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