今日は市内緑区の相原中学校から4名の生徒さんが職業体験に来館しました。
午後、自然系資料の取り扱い作業では、恒例となった押し葉標本のマウント作業を体験。相模原植物調査会のボランティアさんから丁寧に指導を受けます。
はんだごてと、熱をかけると表面が溶けて接着できる特殊なテープを使って、標本を台紙に貼っていきます。
慣れない手つきではじめは危なっかしく、いつ「熱ぃっ」と声が上がるかとヒヤヒヤでしたが、最後の方はなかなかの手さばきができるようになりました。
博物館資料というと、「昔のもの」というイメージが強いようですが、自然系資料は「今」のものを後世に伝えるという作業の方が圧倒的に多いのが特徴です。また、博物館とは専門的なボランティアさんが活躍する場であるということも実感してもらいたいと考えています。
職業体験は明日も続きます。
(生物担当学芸員 秋山)