9月23日、毎月恒例の「生きものミニサロン」を実施しました。テーマは「葉っぱで遊ぼう!part2」です。なぜpart2かというと、先月、博物館実習生の企画・運営による「葉っぱの音と形で遊ぼう!」を実施したためです。前回は室内でしたが、今回は外に出て、こんな葉っぱ工作をしました。
おなじみのササ舟です。近日中に植栽管理が入り、前庭のササが刈り込まれる予定のため、その前に葉っぱを楽しもう!という企画です。加えてこの数日の大雨で、博物館の敷地内に水が溜まっています。そこに作ったササ舟を浮かべられるので、急遽、先月に引き続いて葉っぱを楽しむことにしました。小さなお子様連れのご家族が多かったのですが、お父さんやお母さんもササ舟作りは初めてという方も多く、ゆっくり、じっくりと作り方を説明しました。
全員が無事に作れて、水に浮かべられました。指で軽く押すとスーッと滑るように動くのが新鮮だったようです。
続いて、もう少し難易度の高い、ヤブランの葉の熱帯魚に挑戦しました。
こちらは最初に2枚の葉を交差させる折り方が難しいので、途中までできているものを用意して、仕上げをしてもらいました。それでも、そこから折り方を1つ間違えてもうまくできないので、慎重に説明していきます。一度、みなさんに完成してもらってから、希望された方には初めの部分にもチャレンジしていただきました。そして、しっかり完成!
途中、参加者のお父さんが即席でブレスレットを作っていてビックリ!すごい応用力です。
葉っぱ工作は、手元の細かい作業になる上に、葉脈や質感の違いなどを理解しながら進めるため、意外と難しいものです。それでも短い時間でみなさんしっかり仕上げてくれました。
次回は10月21日(土)12時からです。8月と9月はイベントの都合で第4土曜日に実施しましたが、来月と11月は第3土曜日に戻ります。ぜひご参加ください!
(生物担当学芸員)