今日は市民学芸員の研修で、横須賀市自然・人文博物館に行きました。毎年恒例(?)のバス視察です。
予定より1時間も早く着いてしまったにも関わらず、快く対応して頂きました。博物館の概要を説明後、バックヤードツアー見学や予定外の自然展示室の展示解説まであり、大満足の午前中でした。
まずは館の概略説明。今日訪ねたのは本館。他に2つの自然教育園と「ヴェルニー記念館」があります。
「珍しい標本」コーナーに釘付け。不思議な姿の生き物が人を惹きつける力は絶大です。
午後は人文展示室の展示解説と資料室(収蔵庫)の見学、「どのように見せるか」という事を中心に、解説をしていただきました。
移築した民家を題材に、見せるポイント等を事細かにお話ししていただきました。
海に囲まれた市であるという、相模原との環境の違いがまず印象的でしたが、何より1954年に開館し、現在の地に移転してから人文部門が30年、自然部門は40年以上経っているという重みがひしひしと伝わって来て「博物館らしい博物館」という印象を、みなさん持ったようです。長時間にわたる視察に対応していただいた職員の方々、物標本整理の作業風景を見させていただいたボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
それにしても、あと20年もしたら、相模原市立博物館はどんな風に見えるのでしょうか?そんな想像もちょっと楽しく思える視察研修でした。(学芸班 木村)