JAXAが今年9月7日に打ち上げた小型月着陸実証機SLIM(スリム)は、来年1月20日に予定されている月面への着陸に向けて宇宙空間を順調に進んでいます。「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」を掲げる相模原市では、SLIMプロジェクトの成功を祈って全国から応援メッセージを募集し、1,140件のメッセージが集まりました。博物館でも、たくさんの来館者のみなさまにメッセージをお寄せいただきました。
12月27日、このメッセージの一部を活用した応援ボードと、全メッセージを入れた特製アルバムをJAXAに贈呈しました。
本村賢太郎市長から、JAXA相模原キャンパス宇宙科学研究所の藤本正樹副所長へ、メッセージが手渡されました。
贈呈式の後、藤本副所長からは、「こうした応援の声が成功への大きな力になる」、「メッセージをくださった方が、月を見上げた時、そこにSLIMがいるということを意識していただけると嬉しい」といったコメントをいただきました。
また、本村市長をはじめ、SLIMプロジェクトの研究者の多くがガンダム世代であり、子どもの頃に夢見た宇宙への憧れへと話題が及びました。過去の夢の延長上に未来があり、今、その技術の一端が実現しようとしていることへの驚きと感動が語られました。
SLIMの月面着陸のチャレンジまであと1か月を切りました。博物館からも応援していきたいと思います。
※相模原市立博物館は、令和6年2月29日までエレベーターの修繕など館内工事のため臨時休館中です。ご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いします。休館中のお問い合わせなど、詳しくは博物館ホームページをご覧ください。