博物館の前庭で、ウグイスカグラの花が咲きだしました。
博物館は現在休館中ですが、歩道から入ることのできる場所です。それにしても、注意深く見ないと、花が咲いている木にはとても見えません。
冬の間に咲く花は、例えばツバキやフクジュソウなどいろいろありますが、ウグイスカグラの花は直径1センチメートルほどで、あまり目立ちません。なぜ、よりによってこんな真冬に・・と思えてなりません。
ただ、ウグイスカグラの花期はとても長く、これから春まで咲き続けます。夕方の日がはっきりと伸びてきたこの頃です。気候の変化を敏感に感じ取り、本格的な開花期の助走をしているようなものかもしれません。
(生物担当学芸員)
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