先月、鳥のお話しをしに行ったご近所の大野村いつきの保育園のみなさんが、博物館へ感想を綴った冊子を作って届けてくれました。
こちらが驚くほど、話の内容を細部まで理解してくれているのがよくわかり、感激しました。
せっかくなので、お隣の樹林地でいっしょにバードウォッチングをしました。地面から飛び立ったツグミを見たり、明るい声で鳴くシジュウカラを観察したり。
また、キジバトは羽づくろい中で、全員がじっくり望遠鏡で観察できました。
そして、樹林地の中にあるヤドリギを見て、ヒレンジャクという鳥との関係を話していると、ヤドリギへ飛んできた鳥の影が・・ヒレンジャクがとうとう来たのか!とみんなで観察しましたが・・
ヒヨドリでした。ヤドリギの黄金色の果実を食べています。
レンジャクの仲間以外がヤドリギを食べるのはあまり見られないので、かえって珍しいシーンを観察できました。
足元の日だまりではオオイヌノフグリが咲いていました。
春が確実に近づいています。
(生物担当学芸員)
【博物館再開のお知らせ】相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、令和6年2月29日まで休館となっておりますが、3月1日からいよいよ再開し、通常開館となります。たくさんのイベントや展示など用意してみなさまをお待ちしております。イベント情報など詳しくはこちらをご覧ください。みなさまと博物館でお目にかかれるのを楽しみにしています!