こんにちは、東京都のECOーTOPプログラムのインターン生(桜美林大学2年生)です。2月16日から3月1日の5日間、相模原市立博物館でインターンとして職務にあたりました。
仕事の内容は、植物標本の貼り付け補修作業やミニ展示のパネルづくり、設置などの博物館ならではの内容から、チラシづくりやホチキス止めなどの裏方の作業まで行いました。
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ミニ展示のパネルの打ち付け作業
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植物標本の貼り付け作業
博物館は2月29日まで休館していたため、再開するための開館準備にも参加しました。
博物館業務の実際を体験し、資料の効果的な展示の仕方や資料の保存方法、作業時の注意点などを学ぶことができました。
また、野鳥観察会や、その下見でバードウォッチングなどの野外での活動も行いました。
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観察会の下見で観察したカワセミ
普段何気なく触れている自然をじっくりと観察することで身近にある“かわいい”や“おもしろい”に気付くことができました。
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カラスウリの果実の中から出てきた種子
バードウォッチングでは目的の鳥にほとんど出会えませんでしたが、必ずしも見つけられるわけではないという条件の中、お目当ての鳥に出会えた時の喜びはとてもしびれるものでした。大変でも探しに行くのを止められない魅力はここにあるのだと感じました。
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市内の沈殿池で見られたオシドリ
生物のフィールドワークを行う調査地で、通行の妨げとなる倒木の対処を行った次の日には全身筋肉痛になってしまいました。調査、研究には筋力と体力があることも大切であることも学びました。
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倒木の片づけ作業
とても地道で大変な作業も多かったのですが、3月1日のリニューアルオープンの時に、来館者の方々が展示を見て笑顔になっている様子を見て、私も嬉しくなりました。
【博物館再開のお知らせ】相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、令和6年2月29日まで休館しておりましたが、3月1日から通常どおり開館しています。3月のイベント情報など、詳しくはこちらをご覧ください。