博物館周辺の植物を見ていると、春の勢いを象徴しているように、次々と花が咲いたり、新緑が広がっています。
こちらは上向きの葉が日に日に広がるミズキです。
カントウタンポポは、葉が地面に円を描きつつ、すくっと花茎を伸ばして咲いています。
アケビもつるの途中から花を垂らしています。こちらは大きくて色の濃い雌花です。
こちらが雄花。少し小さく、色が薄めです。
ヌルデはバンザイするように葉を広げつつあります。これからあっという間に大きな葉を展開するはずです。
地面の緑もどんどん濃くなっています。今年はフデリンドウの花が遅めなので、ほかの植物に埋もれてしまうのではないかとちょっと心配です。
(生物担当学芸員)