令和6年度、市民学芸員始動!

4月17日(水)、令和6年度初となる市民学芸員全体ミーティングを行いました。
当館では、複数のボランティア団体が各分野の専門性に基づく様々な活動を行っていますが、「市民学芸員」は博物館全体に関わるイベントや展示などを担っており、特定の分野に属さないボランティアとして日頃から博物館活動を盛り上げています。
今年4月以降、『市民学芸員かわら版』を担当する情報発信チームや、かるたチームによるれんげの里あらいそで開催中の出張ミニ展示など、個々のチーム活動はすでに進めていましたが、市民学芸員全体で顔を合わせるのはこの日が今年度初めてです。

今年度初対面のミーティング、参加者多数です。

「市民学芸員全体ミーティング」とは市民学芸員が毎月開催する定例会で、各チームの活動状況の報告やイベントに関する打ち合わせを行うなど、ボランティア活動を進めるうえで重要なミーティングです。この日は年度の初回とあって参加者が多く、確認すべき議題も盛りだくさんでした。

真剣にミーティングへ参加しています。

市民学芸員による毎年恒例の人気イベント、クイズラリー学習資料展についても企画検討中ですので、ブログをご覧の皆さまに楽しみなお知らせをいち早く届けられるよう、引き続き準備を進めてまいります。

ミーティング終了後は、当館特別展示室で現在開催中の企画展「第9回 わぉ!な生きものフォトコンテスト」ミニ企画展「STOP!クリハラリス 特定外来生物の分布拡大を止めるために」について、生物担当学芸員による展示解説会を実施しました。
今回の展示に合わせて初披露した迫力あるクマの剥製や、思わず「わぉ!」と声が出てしまうユニークな作品で毎年大人気の写真展、“かわいい”だけでは済まされない特定外来生物クリハラリスの分布拡大に警鐘を鳴らすミニ企画展の見どころを、展示の担当学芸員が力説しました。

市民学芸員に向けた展示解説会の始まりです。

お披露目展示のクマの剥製に興味津々…

さすが、日々の博物館活動で展示を観る目を養っている市民学芸員一同。展示解説後に鋭い質問が飛び交います。

クリハラリスが残す”フィールドサイン”とは?

令和6年度の市民学芸員活動についても、このブログでお知らせしていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

(歴史担当学芸員)

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