先週に引き続き、5月26日に稲城市iプラザからの講師派遣要請で、当館学芸員が「街なか植物・鳥ウォッチング」の講師を務めてきました。今回は(おもに)野鳥の観察です。前回に引き続き、初めに少しだけ室内でお話しをしました。
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室内で2種類のカラスについて説明
身近な野鳥の代表格である、スズメ、カラス、ヒヨドリについても、じつは私たちが見ているようで見ていないことや、じっくり観察するといろいろ楽しいことなどお話ししてから野外へ出ました。
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みなさんの視線の先には・・
途中、野鳥だけでなく、ちょうど花が見ごろになっていたヤマホタルブクロを観察したり、昆虫が専門の学芸員が同行したので、カメムシやゾウムシの仲間なども観察したりしました。
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ヤマホタルブクロ
若葉台公園の池から流れ出る水路では、2羽のカルガモがお食事中でした。
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カルガモ(写真は別の場所で撮影したもの)
この時期はヒナを連れていてもおかしくないのですが、近くにはいないようでした。
最後に公園内の芝生の上で、ハクセキレイの親子を観察しました。
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ハクセキレイの若鳥(写真は別の場所で撮影したもの)
時折、翼を震わせて餌をねだる巣立ちビナへ、親鳥が給餌するシーンを観察できました。野外へ出てすぐ、双眼鏡の正しい使い方もレクチャーしたので、全員で微笑ましい親子の行動が見られてとても印象に残りました。
(生物担当学芸員)