先日、当館ホームページ等で情報解禁したところですが、明日6月1日(土)からミニ企画展「相模原に生まれた偉人 尾崎行雄(咢堂)新規収蔵資料展」を開催します。
この展示では、緑区又野出身の政治家で、本市が誇る郷土の偉人・尾崎行雄ゆかりの新規収蔵資料を一挙に紹介します。
会場となる当館の特別展示室では、明日からの開催に向けて準備が大詰めです。フライング気味ではありますが、会場の設営状況を少しだけお見せします。
日頃から当館では、尾崎に関する資料を広く収集し、保存・活用していますが、こうした取り組みを多くの方に知っていただけたようで、令和5年度だけで9件もの寄贈のお申し出をいただきました。
新たに迎えた資料をいち早く皆さまにご覧いただける機会を提供したいと考え、“新規収蔵資料展”と題した展示を企画しました。
このため、本ミニ企画展は昨年度1年間で受け入れた正真正銘の新規収蔵資料のみを展示し、初公開の資料も多数列品しています。
中には、令和5(2023)年3月をもって閉校した市立鳥屋小学校(現在は市立鳥屋学園に統合)の校長室に掛けられていた扁額(へんがく)など、尾崎と地域との繋がりを感じられる資料もご覧いただけます。
会期中は、このブログで担当者的コーナー別の見どころポイントを紹介する予定ですので、引き続きご確認いただければと思います。
また、会場内では国際課による「ヒロシマ『原爆の絵』展」も同時開催します。ご来場の際はあわせてご観覧ください。
(歴史担当学芸員)
※当該資料の名称について、ポスター等で「澤如俄雨」と表記しておりましたが、正しくは「澤如時雨」となります。訂正してお詫び申し上げます。